「ボクと契約してマンションを買ってよ。フフフ… 」をリリースしました
新作アプリ ボクと契約してマンションを買ってよ。フフフ… を先日リリースしました。いろいろ事情があり、前作「コレキャラ」から1年半ぶりの新作になってしまいました。 開発は、いつも通りAIR+Starlingで行ってます。
ゲーム内容
マンション経営をモチーフにした放置ゲーです。 クッキークリッカーにインスパイアをされていて、家賃収入がどんどんインフレ的に増えてていく、そんなゲームです。
クッキークリッカーとの大きな違いは、
- いろいろな住人がいるのでコレクションをする楽しさがある
- 借金を返済するという目標がある
- 放置中に稼げる家賃に制限があったり、バイト機能があったりするので、クッキークリッカーに比べるとアクティブに遊ぶことが必要となってくる
の3点です。
アプリ内容は、アプリゲットさんや暗黒社さんのレビューがかなり的確に伝えてくれているので、興味のある方はそちらを読んでみてください。
http://appget.com/appli/view/64676
http://app.ankokusha.com/?p=19059
開発期間
2ヶ月半
使っているライブラリ
- Starling
- Feathers
- GAF
- as3-signals
- FZip
- ParticleSystem
使っているANE
- Admob Native Extension
- RateBox Mobile Extension
- ANE-Push-Notification
- NativeGATracker
- Gamefeat(自作)
- Nend(自作)
新しい試み
今までの開発では使っていなかったライブラリを使ったりなど、いくつか新しい試みを行いました。
Feathersを使ってみた
今さらながら はじめてFeathersを使ってみました。
設定画面などに使用
設定画面などをFeathersで実装しました。テーマは1から作るのはちょっとしんどいので、Feathers標準(?)のMetal Works Mobile Themeをカスタマイズして作成しました。
ScrollContainerなどの便利な機能を使用
マンションのスクロールにScrollContainerを使ったり、 ボタンの背景画像などにScale9Image, Scale3Imageを使ったり、 TiledImageなんかも使用しました。 このあたりの機能は、UIコンポーネントとしてFeathersを使わなくても使用できるのでオススメです。
GAFを使ってみた
mixiゲームふしぎな生き物 ふにゃもらけで作ったリソースを有効活用するため、キャラクターのアニメにGAFを使用しました。非常に再現性が高く、パフォーマンス的にも申し分ないので、今後も積極的に使っていこうと思います。
ただ複数のアニメを1つにまとめるBundle機能でいくつかバグがあるようです。描画内容が似ている2つのシンボルが、同じシンボルとして認識されてしまう……といった不具合もあったりして、ちょっと面倒な事もありました。
Flash BuilderからIDEAに乗り換えた
快適すぎて、もうFlash Builderには戻れません。
プレイログを保存して難易度調整に活用
テストプレイ時にはプレイログをcsvとして保存しておき、グラフ化し難易度調整に役立てました。 むしろ今まで何でやってことなかったのか……。 今までかなり感覚的にレベルデザインをしていたので、次回作以降も論理的にレベルデザインをするような取り組みは続けていきたい。